3月末の舟渡桜まつりの日に、浮間舟渡にある浮間公園で花見をしてきたRIPOです。
昨年末に赤ちゃんが生まれたので、今年は5歳の息子と生後3ヶ月の赤ちゃんを連れて行ってきました。
浮間公園は子供が喜ぶ遊具が充実していて、授乳室やおむつ替えの設備も整っています。
子連れに優しい公園なので、赤ちゃんや子供連れでのピクニックやお花見におすすめですよ。
ここでは、浮間公園の特徴や遊具についてと、授乳室を使った感想、おむつ替え台情報、浮間公園で子連れ花見をした体験談をご紹介します。
浮間公園は板橋区にある都立公園
浮間公園は、JR埼京線 浮間舟渡駅の目の前にある都立公園。北区と板橋区のちょうど境目あたりに位置しています。1967年に開園しました。
約12万平方メートル(東京ドーム2.5個分)の広さがあり、園内一面に広がる大きな浮間ヶ池が特徴。春は桜、秋は紅葉がとても綺麗で、四季折々の風情を感じることのできる公園です。
釣り、ジョギング、バードウォッチング、犬の散歩などいろいろな人が公園に訪れています。週末は家族連れが多く、遊具で遊ぶ子供たちの楽しい声でにぎわっていますよ。
園内はバリアフリーに優れているため、ベビーカーや車椅子での散策も問題ありません。
浮間公園は遊具が充実!アスレチックが楽しめる
浮間公園の冒険広場とちびっこ広場には、小アスレチックが楽しめる遊具があります。大きい子用・小さい子用に場所がわかれているので、年齢に応じた遊びが楽しめますよ。
どちらの広場もすぐそばにトイレがあるので、子供が急にトイレに行きたくなっても安心です。
遊具その1:冒険広場
風車のある芝生広場の先にある、冒険広場。以前は木製のアスレチック遊具がありましたが、2013年にリニューアルして今の形になりました。
冒険広場には、ブランコ、複合遊具(小アスレチック、滑り台)、砂場、ターザンロープがあります。
複雑な複合遊具やターザン遊びのできる遊具は、やや大きい年齢の子供向けかなと思いました。
お花見の日は大混雑で、遊具には行列ができていました。(普段は写真ほど混雑していません。)
くねくね曲がった滑り台と、空中トンネルが特徴的な複合遊具。ゆらゆら揺れる小アスレチックは、たくさんの子供たちが楽しそうに揺られていました。
大人気のターザンロープ。
ロープにつかまって反対側まで移動します。ターザン遊びができる遊具は珍しいので、息子が気に入って何度もやっていました。
遊具その2:ちびっこ広場
浮間公園の入り口すぐにある、ちびっこ広場。冒険広場より遊具の大きさがコンパクトで、小さい子供向けの遊び場だと思います。
ブランコ、砂場、複合遊具(滑り台と小アスレチック)が楽しめますよ。
ちびっこ広場も、花見シーズンなのでいつもより混雑しています。
アスレチックを楽しむ息子。冒険広場とちびっこ広場で、めいっぱい体を動かすことができました。
夏は幼児向けプールのじゃぶじゃぶ池がオープン
浮間公園は、夏になると幼児向けプールのじゃぶじゃぶ池がオープンします。(写真はシーズンオフなので少し寂しい感じでした。)
じゃぶじゃぶ池は大人の足首が浸かるくらいの深さなので、小さな子供が安心して遊ぶことができますよ。
例年7月中旬から8月31日までのオープンで、10時から16時まで無料で利用できます。(悪天候の場合は休止)
小学生以下限定の利用で、幼児は必ず大人の付き添いが必要です。水着の着用が必須で、おむつがとれていない子供は利用できません。
[chat face=”face1.png” name=”RIPO” align=”left” style=”type2″]池に入る前にはシャワーを浴びる必要があり、一般的なじゃぶじゃぶ池よりもプール寄りです。[/chat]
浮間公園のおむつ替え台は4か所
浮間公園の園内には、おむつ替えのできる場所が4か所あります。図の1~4がおむつ替えスポットです。
浮間公園のおむつ替え場所
- サービスセンター授乳室内
- 野球場横のトイレ
- 北区側のトイレ
- ちびっこ広場横のトイレ
おむつ替え台は多目的トイレ内にあるので、パパがおむつ替えするときにも便利です。
浮間公園の授乳室はサービスセンター内
生後3ヶ月の赤ちゃん連れだったので、お花見の合間に授乳をしました。
浮間公園の授乳室は、管理棟のサービスセンター内にあります。入口は右側がスロープになっているので、ベビーカーで入ることができますよ。
お花見していた芝生広場からは距離があったので、移動が少し大変でした。
サービスセンターの窓口で、管理室の方に声をかけて利用します。
この日は先に利用している人がいたので、授乳室前の椅子に座って待ちました。
授乳室の隣にトイレがあるので、手はトイレで洗うことができますよ。
中はこんな感じです。ベビーカーでも入れる広さがあります。
会議室のような小部屋に、おむつ替え台のベビーベッドと授乳用の椅子がありました。
ベビーベッドはつるつるしたビニールカバーがついていて、汚れが拭きとりやすい作りになっています。
アンパンマンのカーペットやミッキーマウスのベッドカバーなど、可愛らしい雰囲気です。
荷物置きに使える机と椅子。
私は利用しませんでしたが、お湯が必要な場合は管理室に申し出るともらえるようです。
小さなゴミ箱が置いてありますが、おむつを捨てることはできません。必ず各自で持ち帰るようにしましょう。
授乳室は中から鍵をかけることができます。非常用の呼び出しベルはありませんが、授乳室は管理室のすぐ隣、受付から見える位置にあるので安心です。
利用者がいるかどうか外からわかりにくいので、授乳室を利用する際はノックをして確認すると良いでしょう。
授乳室の設備は最低限ですが、公園内で落ち着いて授乳ができたので十分だと思います。赤ちゃん連れで来た際にはまた利用したいです。
浮間公園で子連れ花見をしてきたよ
我が家では毎年、パパのお友達家族と一緒に浮間公園でお花見をしています。
今年花見をした2019年3月31日(日)はちょうど「舟渡桜まつり」の日で、多くの人たちでにぎわっていました。
舟渡桜まつりは1日限定のお祭り
浮間公園では、毎年3月末~4月頭の日曜日に「舟渡桜まつり」が開催されています。
舟渡桜まつりではステージで出し物があったり、模擬店が出たり、先着の無料プレゼントがあったり、さまざまな催し物が開催されていますよ。
模擬店では板橋名物「舟渡ラーメン」が大人気で、長蛇の列になっていました。
[chat face=”face1.png” name=”RIPO” align=”left” style=”type2″]5歳の息子は、中に入ってトランポリンができるフワフワドームに夢中でした!もちろん無料です。[/chat]
舟渡桜まつりの日はお祭りムードで楽しい雰囲気ですが、1日限りの開催なのでかなりの来場者が予想されます。花見の混雑を避けたいのであれば、舟渡桜まつりの日は避けたほうが良いでしょう。
浮間舟渡駅前で食べ物を調達
まずは浮間舟渡駅前のマルエツで飲み物や食べ物を買い、芝生広場へ。
駅前のマルエツは大きなスーパーで、お花見期間中は花見仕様のお弁当や総菜、お酒がたくさん売られています。
他にも、駅前にはマクドナルド、モスバーガー、コンビニ(セブン・ローソン・ファミマ)があるので、食べ物の調達には困らないでしょう。
花見客でにぎわう芝生広場
写真は12時半ごろの様子です。友達家族が場所取りをしてくれていたおかげで、余裕をもって集まることができました。
花見客のレジャーシートの合間をベビーカーで移動するのが大変で、ベビーカーは持ち上げて移動しました。
ベビーカーで来る場合は通路の近くに場所を陣取るか、園内の移動用に抱っこ紐があると良いと思いました。
[chat face=”face4.png” name=”RIPO” align=”left” style=”type2″]ベビーカーしか持ってこなかったので、赤ちゃんと一緒に園内を移動する際に出入りが大変でした…[/chat]
この日は舟渡桜まつりだったこともあり、多くの花見客でにぎわっています。天気に恵まれて良かったです。
混雑しているとはいえ、上野公園や代々木公園などの有名お花見スポットに比べるとその比ではありません。12時過ぎに来て場所取りできている人もいました。
浮間公園は交通の便も良いし、設備が整っているし、家族でゆっくり花見ができる穴場スポットだと思います。
ちなみに浮間公園では無人の場所取りと、火気の使用は禁止されているので注意しましょう。火気厳禁の看板が出ています。
ガスコンロはもちろん、煙草も厳禁です。煙草は喫煙所で吸うようにしましょう。(花見客のなかにはその場で喫煙している人もいて、正直迷惑でした…。)
この日の桜は、7~8分咲といったところ。桜のトンネルがきれいでした。
桜の季節の浮間公園は、なんといっても桜が主役。公園一帯に桜の木がたくさん植えられているので、どこにいても桜を楽しむことができますよ。
お花見に飽きた子供たちは、広場の遊具に夢中になっていました。息子も飽きずにずっと遊んでいて、帰りたくないと言っていたほど。
大人はゆっくり桜を楽しみ、子供たちは遊具でたくさん遊んでお花見を満喫できました! また来年も浮間公園でお花見をしたいと思います。
浮間公園の名所!浮間ヶ池と風車
自然豊かな浮間公園はとにかく景色が綺麗。とくに浮間ヶ池と風車は写真映え・インスタ映えするので写真撮影にもおすすめです。
浮間ヶ池
もともとは荒川の本流だった浮間ヶ池。水深2.5メートルの池にはブナやコイなどの魚が生息し、無料の釣りスポットとしても知られています。
池のまわりには水生植物が多くみられ、水鳥が気持ちよさそうに泳いでいますよ。季節によっては、鴨やカワセミを見ることができます。
[chat face=”face1.png” name=”RIPO” align=”left” style=”type2″]お花見をした3月末は、鴨がたくさん泳いでいました。[/chat]
天気が良い日は、湖面に青空が映ってとても綺麗。池の周りは一周約1.2kmなのでお散歩コースにぴったりです。
風車小屋
浮間ヶ池のシンボルでもある、オランダ風の風車小屋。春は風車のまわりにチューリップなどの花が咲き、メルヘンな雰囲気を醸し出しています。
風車といっても風ではなく電動で動いていて、強風の日は止まってしまうそうです。
浮間公園のアクセス
浮間公園の最寄り駅は、JR埼京線の浮間舟渡(うきまふなど)駅。埼京線で新宿から20分、池袋から13分と交通の便が良い立地です。
浮間舟渡駅を出て目の前が浮間公園なので、迷うことなく到着できますよ。
[chat face=”face1.png” name=”RIPO” align=”left” style=”type2″]まわりにスーパーや飲食店がたくさんあるので、ランチにも困らない![/chat]
ちなみに浮間舟渡駅は新幹線が通過するため、タイミングが合えば新幹線を目の前で見ることができます。息子は新幹線が通るたびに「はやぶさだ!」などと声をあげて大喜びしていました。
住所 | 東京都板橋区舟渡2丁目、北区浮間2丁目 |
営業時間 | 常時開園(サービスセンター及び各施設は年末年始休業) |
電話番号 | 03-3969-9168(浮間公園サービスセンター) |
入園料 | 無料(野球場とテニスコートは有料) |
アクセス | JR埼京線 浮間舟渡駅 徒歩1分 |
駐車場 | あり(1時間200円、以後30分ごとに100円) |
詳細HP | 浮間公園 東京都公園協会 |
浮間公園に家族で出かけよう
浮間公園は釣りや植物観察、バードウォッチング、お花見など目的に応じて楽しく遊べます。
開放感のあるゆったりとした浮間ヶ池の景色は、見ているだけで癒やされますよ。
[chat face=”face1.png” name=”RIPO” align=”left” style=”type2″]子供たちが楽しそうに遊び回っている姿が見れるのも嬉しい![/chat]
浮間公園のおすすめポイント
- 駅目の前でアクセス抜群
- 公園のすぐ隣にスーパーや飲食店あり
- 遊具がたくさんあって子供が大喜び
- 夏にはじゃぶじゃぶ池がオープン
- 公園内に授乳室やおむつ替え台あり
浮間公園に行く時の注意点
- ベンチが少ないのでレジャーシート必須
- 春夏はテントなどで日差し対策を
- じゃぶじゃぶ池は水着が必要
浮間公園はなんといっても駅近でアクセス抜群。ピクニック気分で気軽に訪れることができますよ。
春は花見、夏はじゃぶじゃぶ池、秋は紅葉狩りとどんぐり拾いなど、季節の遊びが楽しめます。
週末は家族で浮間公園に出かけてみてはいかがでしょうか。